【バッファロー製】『Wi-Fiが切れる』ルーター設定による解消法

- 記事の内容
- 自宅のWi-Fiにスマホを接続した時に、頻繁に切れることを、Wi-Fiルーター(バッファロー製)を設定して解消する方法を紹介

【バッファロー製】『Wi-Fiが切れる』ルーター設定による解消法

上図の(1)~(7)により、切れる要因を解消します。
- 下記を参考情報にします。
対策(1)Wi-Fi出力調整
- Wi-Fi出力値を上げる
- 距離や障害物の影響により、Wi-Fiが弱まることを解消できる場合があります。
- 5GHz帯のみ調整できます。
- Wi-Fi強度の向上は、他にも方法があります(後述の「(参考)Wi-Fi強度の向上方法」参照)。5GHz帯と2.4GHz帯の両方に施せます。
①.設定画面を開く
②.確認/調整
- [詳細設定]→[無線設定]→[5GHz]と順にタップ
- 「拡張設定」の[送信出力]値を確認
- 初期値は「100%」です。もし異なる場合は、現状より高い割合に変更します。
(参考)Wi-Fi強度の向上方法
- Wi-Fiルーターの位置や向きを微調整して、強度が向上する場所を探す
- 特定の場所でのWi-Fiの弱まりを軽減する場合があります。
- 位置は、前後左右だけでなく、上下(高さ)も含めて微調整します。
- ケーブル配線を考慮して、無理なく可能な範囲で調整します。
- 中継器を追加設置
- 特定の場所だけ、極端にWi-Fiが弱い場合は、中継器を使って増幅できる可能性があります。
対策(2)無線チャンネル変更
- 無線チャンネルを変更する
- 近所のWi-Fiとの干渉を解消して、切れる事象を解消できる場合があります。
- 5GHz帯では、レーダー波検知による影響も、切れる要因になる可能性があります。同時に回避するには、36~48チャンネルのいずれかにします。
対策(3)倍速設定変更
- 倍速設定を見直す
- 近所のWi-Fiとの干渉を解消して、切れる事象を解消できる場合があります。
- 既述の「対策(2)無線チャンネル変更」により解消できなかった場合に、倍速設定も並行して見直すと、効果的な場合があります。
対策(4)周波数帯切替え
- スマホの接続を、異なる周波数帯に切替える
- 切替え後の周波数帯が、近所で空いていれば、干渉を回避できる場合があります。
- 2.4GHz帯に切替えると、同時に障害物等の影響を受けにくくする効果も得られます。
- 5GHz帯に切替えると、同時に家電製品の影響を回避する効果も得られます。
対策(5)再起動
- Wi-Fiルーターの電源を入れ直す
- 過負荷を解消して、Wi-Fiを安定させる場合があります。
対策(6)節電機能スケジュール変更
- 節電機能のモードの遷移スケジュールを見直す
- 節電機能のモードが切り替わる時に、スマホが強制的に切れる場合があります。
- 節電機能は、初期値では利用しない設定です。意識的に利用の場合のみ関係する対策です。
①.節電機能の利用状況を確認
- 設定画面の[詳細設定]→[アプリケーション]→[スケジュール]と順にタップ
- 「省電力」の「使用する」のチェック状態を確認
- チェク記号がある場合は、次の手順で節電機能のモードが切り替わるスケジュールを確認
- チェク記号がない場合は、節電機能は利用はありません。
②.遷移スケジュールを確認
- 利用状況の確認と同一画面で、週間スケジュールの「ユーザー定義」モードの登録状況を確認
- 登録がある場合
以下のモード遷移時刻とスマホが切れる時が同じ場合は、モード遷移による可能性があるため、遷移時刻を見直します。
- 「通常動作」から「ユーザー定義」に遷移時
- 「ユーザー定義」から「通常動作」に遷移時
- スマホが切れる時と、モード遷移時刻が異なる場合、節電機能とは別の影響を受けている可能性があります。
- 登録がない場合
節電機能による影響はありません。
- ただし「スリープ」モード中は、常に切れるため注意します。
③.遷移スケジュールを変更
「ユーザー定義」モードの登録状況に応じて、遷移スケジュールを変更します。
- 同一画面で、新しいスケジュールを上書き入力
- [追加]をタップ
対策(7)ファームウェア更新
- 版数の確認と更新
- 旧版の利用による、不測の事象(切れる等)の発生を回避します。
- 設定画面の[詳細設定]→[ステータス]→[システム]を順にタップ
- 製品名欄の「Version x.xx」の部分を確認
- 最新版数は、2.94です。(2018/08/02付)
- 最新ではない場合は、更新を検討します。
