【バッファロー製】無線ルーターが切れる要因を解消する7つの対策

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スマホを接続していると、バッファロー製の無線ルーターが切れてスマホが使えなくなる要因を解消する対策方法を紹介

【バッファロー製】無線ルーターが切れる要因を解消する7つの対策

スマホを接続している時にバッファロー製の無線ルーターが切れる場合、要因として考えられるのは、電波の環境が良くない、無線ルーターの負荷が多い、特定の機能を利用、または旧版のファームウェアを使用等です。
これらの要因を解消するため、上図の(1)~(7)の対策を施します。
対策(1):無線ルーターから強い電波を出して、途中で弱まる影響を軽減
無線ルーターが出す電波を強くします。これにより、距離の影響や障害物が邪魔して電波が徐々に弱められても、スマホに強い状態のまま届けられます。
手順①.設定画面を開く
手順②.電波の出力値を上げる
- 5GHz帯のみ調整できます。
- [詳細設定]→[無線設定]→[5GHz]と順にタップ
- 「拡張設定」の[送信出力]値を確認
- 初期値は「100%」です。もし異なる場合は、現状より高い割合に変更します。
手順③.無線ルーターの設置位置や向きを微調整
途中にある障害物の影響を軽減できる場合があります。
- 前後左右、可能ならば上下(高さの位置)を含めて微調整
- ケーブル(光、LAN)の長さを考慮して、無理のない範囲で調整します。
参考:中継器を設置して電波を途中で増幅
電波が弱くなる前に増幅して、強い状態のままスマホに届くようにします。
- 中継器の設置が必要です。効果を見込めるのは、範囲が限られた一部の場所だけです。
対策(2):無線チャンネルを変更して、近所のWi-Fiとのぶつかり合いを回避
無線ルーターで使用している無線チャンネルを、近所で使われていないものに切替えます。これにより、電波の強さを安定させられます。
- なお5GHz帯に関しては、無線チャンネルを変更しても、たまにWi‐Fiが一定時間切れる時がある場合は、特定の範囲の無線チャンネルを使用すれば避けられる可能性があります。
対策(3):倍速設定を見直して、近所のWi-Fiとのぶつかり合いを抑制
無線ルーターで使用する無線チャンネルの数(倍速設定)を調整します。これにより、近所のWi-Fiとのぶつかり合いが起こる確率を下げて、電波の強さを安定させられます。
- 無線チャンネルを変更して解消できなかった場合に、併せて行うと効果的です。
対策(4):スマホが接続する周波数帯を切替えて、安定しているWi‐Fiを使用
スマホが接続する周波数帯を切替えます。これにより、もし2種類のどちらかが近所であまり使われていなければ、電波の強さが安定しているWi‐Fiを使用できます。
なお、各々の周波数帯の特長により、2.4GHz帯は障害物等の影響を軽減します。また5GHz帯は家電製品の影響を回避します。そのため、これらの特長と合わせた2重の効果を期待できる場合があります。
対策(5):無線ルーターを再起動して、過負荷を除去
無線ルーターの電源を入れ直します。これにより、一時的にかかっている過剰な負荷を取り除けます。
対策(6):節電機能を見直して、使用中にスマホが切れる確立を低下
節電機能を利用している場合は、モードが遷移する時にスマホが切れる場合があります。そのため、スマホの使用頻度の低い時間帯に、節電機能のモードは遷移させます。これにより、スマホを使用中に一定時間に使えなくなる確率を下げられます。
- なお、初期値であれば、節電機能は利用していないため関係ありません。
手順①.節電機能の利用状況を確認
- 設定画面の[詳細設定]→[アプリケーション]→[スケジュール]と順にタップ
- 「省電力」の「使用する」のチェック状態を確認
- チェク記号がある場合は、次の手順で節電機能のモードが切り替わるスケジュールを確認
- チェク記号がない場合は、節電機能は利用はありません。
手順②.遷移スケジュールを確認
- 利用状況の確認と同一画面で、週間スケジュールの「ユーザー定義」モードの登録状況を確認
- 登録の有無により異なる対応を実施(以下)
「ユーザー定義」モード | 対応 |
---|---|
登録あり(注) | モード遷移遷移時刻を見直す(手順③に進む) |
登録なし | 不要 |
(注)以下のモード遷移時は、スマホが切れて一定時間は使えなくなります。
- 「通常動作」から「ユーザー定義」に遷移
- 「ユーザー定義」から「通常動作」に遷移
- 他のモードに遷移時に切れる場合は、節電機能ではなく他に要因があります。
- 「スリープ」モード中は、常に切れたままです。
手順③.遷移スケジュールを変更
「ユーザー定義」モードの登録状況に応じて、遷移スケジュールを変更します。
- 同一画面で、新しいスケジュールを上書き入力
- [追加]をタップ
対策(7):ファームウェアを更新して、不測の事象の発生を回避
無線ルーターのファームウェアの版数を確認します。もし最新版を使用していなければ更新します。旧版のファームウェアの利用が原因になり、スマホが切れる等の不測の事象の発生を回避できます。
- 設定画面の[詳細設定]→[ステータス]→[システム]を順にタップ
- 製品名欄の「Version x.xx」の部分を確認
- 最新の版数は、2.94です。(2018/08/02付)
