【バッファロー製】設定画面が開かない時の対処法【重要:2つの確認】

- 記事の内容
- スマホで、バッファロー製無線ルーターの設定画面が開かない時の、2つの確認事項と対処法を紹介

【バッファロー製】設定画面が開かない時の対処法【重要:2つの確認】

【確認】2つの重要事項
スマホで設定画面が開かない場合、以下の2つの重要事項の満足状況を確認して原因を探ります。もし、出来ていない、または不確かな場合は、後述する対処法を参考にします。
- 重要(1)
- スマホは、WHR-1166DHP4に無線接続している?
- WHR-1166DHP4の稼働状態に応じて、スマホの接続手段が異なります。
- 重要(2)
- Webブラウザーには、正確なアドレスを入力している?
- WHR-1166DHP4のIPアドレスを入力します。稼働状態に応じて変化するため、正確な把握が必要です。
- StationRadarアプリを使えば、アドレス把握は不要です。アドレスが原因のトラブルに悩まされることを回避できます。
参考:設定画面にログインできない時の対処法
メッセージが出て、ログインできない場合があります。この場合、前出の2つの重要事項とは異なる、他の問題がある可能性があります。
- 『他のユーザーがログイン中です』
- 『パスワードが間違っています』
- パスワードを忘れた時も、同様に対処します。
- 『不正なログイン試行を検出・・・(一部省略)・・・ロックされています。』
【対処】重要(1)
- 正しい手段で、確実にスマホを無線接続
【モードスイッチ別】接続手段一覧
モードスイッチ毎に、接続手段を使い分けます。
- 「BRIDGE」の時は、稼働状態によっても接続手段が異なります。
- ルーター機能が「有効」時、「DHCPサーバー機能」は有効(初期値)のまま利用します。ルーター機能の状態は、本体のランプにより識別します。
ルーター機能 | インターネットアクセスランプ | ルーターランプ |
---|---|---|
有効 | 緑色に、点灯又は点滅 | 緑色又は橙色に、点灯 |
無効 | 消灯 | 消灯 |
- 以降の表内の接続手段は、略語(動的、QRセットアップ、静的)で表現します。具体的な手段は、後述します。
AUTO
稼働状態 | 利用可能な接続手段 |
---|---|
全ての状態 | ・動的 ・QRセットアップ |
ROUTER
稼働状態 | 利用可能な接続手段 |
---|---|
全ての状態 | ・動的 ・QRセットアップ |
BRIDGE
稼働状態 | 利用可能な接続手段 |
---|---|
・初期化(出荷時)状態 かつ ・有線LANルーター又は親機と未接続 | ・静的 |
・有線LANルーター又は親機と接続済 かつ ・IPアドレス設定は初期状態のまま | ・動的 ・QRセットアップ ・静的 【注1ー1】 |
・有線LANルーター又は親機と接続済 かつ ・IPアドレス設定を任意値に変更済【注1ー2】 | ・動的 ・QRセットアップ |
- 中継器として使用時、スマホは、中継器のSSIDまたは中継器が発する電波に無線接続します。親機に無線接続すると、設定画面が開かない場合があります。
- 【注1ー1】
- Webブラウザーを使う場合の特記事項
- 接続手段【静的】は、初期化(出荷時)状態から使用開始した直後、設定を継続する場合に便利
- 接続手段【静的】の場合と【動的】又は【QRセットアップ】の場合で、設定画面のアドレスが異なる。詳細は、後述の「【対処】重要(2)」を参照
- 【注1-2】
- 「LAN」-「LAN側IPアドレス」項目を、意識的に初期設定から変更した状態
接続手段【動的】
- 日常の無線接続と同一手段です。

接続手段【QRセットアップ】
接続手段【静的】
iphone
- SSIDをタップして選択
- SSIDの隣にチェック記号が入ったら再度タップ
- 「IPv4アドレス」の下記を設定
項目 | 値 | 特記 |
---|---|---|
IPを構成 | 手動 | タップして選択 |
IPアドレス | 192.168.11.X | Xは、他の機器と重複しない1~254までの任意値を入力 |
サブネットマスク | 255.255.255.0 | 値を入力 |
- [保存]をタップ
Android
- SSIDをタップして選択
- 画面が替わり、パスワードを入力
- [詳細設定]をタップ
- 下記を設定
項目 | 値 | 特記 |
---|---|---|
IP設定 | 静的 | [DHCP]タップした後に選択 |
IPアドレス | 192.168.11.X | iphoneと同じ |
ネットワークプレフィックス長 | 24 | 値を入力 |
- [接続]をタップ
注意:無線接続先に必要な条件
接続先のSSIDには、以下の両方の条件を満足する必要があります。
- 条件①
- 「隔離機能」が、無効(初期値)
- 「隔離機能」が有効(「使用する」)の場合、設定画面は開きません。
- パソコン(PC)等を有線接続時は、「隔離機能」の影響はないため、条件に当てはまらなくても開きます。
- 条件②
- SSID1または2に接続
- ゲストSSIDは使用できません。
【対処】重要(2)
- WHR-1166DHP4の正確なIPアドレスを把握して、設定画面にアクセス
- IPアドレスを自動取得した場合は、DHCPサーバー側の調査が必要です。
- 正確なアドレス把握が必要なのは、Webブラウザーを使う場合のみです。

【モードスイッチ別】アドレス一覧(候補)
AUTO
192.168.11.1 【注2ー1】
又は
自動取得のIPアドレス 【注2ー2】
又は
手動設定のIPアドレス 【注2-3】
- 【注2ー1】
- 自宅環境に応じた自動判別の結果、ルーター機能が「有効」時
- ルーター機能の状態は、既述の方法により、本体ランプにより識別します。
- 【注2ー2】
- 自宅環境に応じた自動判別の結果、ルーター機能が「無効」時
- 初期値(192.168.11.1)とは異なる値に変化する可能性があります。
- 【注2-3】
- 自分で意識的にIPアドレスを変更時
- 必ず変更後のアドレスにアクセスします。
ROUTER
192.168.11.1 【注2ー4】
又は
手動設定のIPアドレス 【注2-5】
- 【注2ー4】
- 自分で意識的にIPアドレスを変更していない時
- 【注2-5】
- 自分で意識的にIPアドレスを変更時
- 必ず変更後のアドレスにアクセスします。
BRIDGE
192.168.11.100 【注2ー6】
又は
自動取得のIPアドレス 【注2ー7】
又は
手動設定のIPアドレス 【注2-8】
- 【注2ー6】
- スマホを接続手段【静的】で接続できる稼働状態の時
- 稼働状態の詳細は、既述の「【対処】重要(1)」を参照します。
- 【注2ー7】
- スマホは、接続手段【動的】又は【QRセットアップ】で接続時
かつ
- 初期化(出荷時)状態から有線LANルーター又は親機に接続後の稼働状態の時
- 稼働状態の変化によって、自動で初期値(192.168.11.100)から異なる値に切替わる可能性があります。
- 【注2-8】
- スマホは、接続手段【動的】又は【QRセットアップ】で接続時
かつ
- 自分で意識的にIPアドレスを変更時
- 必ず変更後のアドレスにアクセスします。
