【図解】Wi-Fiの仕組み【上手く使ってスマホの通信容量を節約】

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Wi-Fiの仕組みを利用場面毎に図解で理解して、スマホの通信容量の消費を節約する方法を紹介

【図解】Wi-Fiの仕組み【上手く使ってスマホの通信容量を節約】

【図解】Wi-Fiの仕組み【上手く使ってスマホの通信容量を節約】

Wi-Fiは自分の都合や好みによって、複数の異なる仕組みの中からひとつを選択して利用します。どの仕組みであっても、スマホを接続してインターネットを利用すれば、スマホの通信容量の消費を節約できます。

なお、Wi-Fiを利用する場面は、自宅と外出時の大きく2つに区分できます。そのため、各々の場面において利用できるWi-Fiの仕組みを図解して紹介します。

図解(1):自宅でWi-Fiを利用する仕組み

自宅でWi-Fiを利用するには、通信会社の有料のサービスに申し込んで、自宅まで回線を引いたり通信機器を設置して、家族専用のWi-Fiを作ります。

Wi-Fiの仕組みは2種類あります。使用する通信回線によって仕組みが異なります。各々には異なる特徴があります。

自宅のWi-Fiの仕組みメリットデメリット
①:有線の通信回線(光回線等)を使う ※上図の左側・比較的に安定した通信ができる・利用を申し込んでからWi-Fiを使用できるまでに期間がかかる場合がある

・Wi-Fi機器に自分で設定が必要な場合がある
②:無線の通信回線(スマホ等と同様)を使う ※上図の右側・利用を申し込んでから短期間に、また簡単に(機器の電源を自分で入れるだけで)使用を開始できる・一定期間に多くの通信を行うと、制限を受けて一時的に速度が遅くなる場合がある

両方の仕組みに共通するメリットは、通信量が多い動画等を通信容量を気にせずに視聴できることです。多くの通信会社のサービスは、月々の使用料金が一定額に固定されているにもかかわらず、通信容量が無制限のためです。

自宅のWi-Fiの仕組み①:有線の通信回線(光回線等)を使う

有線の通信回線(光回線等)を自宅に引いて、さらにWi-Fi機器を接続して実現する仕組みです。

通信が遅くなったり途切れたりする頻度を、無線の通信回線を使う仕組みよりも抑えられます。そのため、動画の視聴やゲームの利用に向いています。

必要なこと①:固定の通信回線に申し込み

通信会社の有償サービスに申し込んで、自宅まで光回線またはケーブルテレビ等の通信回線を引いてもらいます。

もし自宅の中に光回線またはケーブルテレビ等が引かれていなければ、通信会社が工事して引いてくれます。

必要なこと②:プロバイダー契約に申し込み

プロバイダー契約は、通信回線を使ってインターネットに接続できるようにする申込です。

通信回線の申込とは別にプロバイダー契約に申し込む必要がある場合があります。そのため、通信回線を申込時には必要性を確認します。

なお、もし携帯電話会社と契約してスマホを保有していれば、携帯電話会社の光回線のサービスの利用がお勧めです。光回線とプロバーダー契約がセットになっているため一つの申込で済みます。さらに、スマホと組み合わせればセット割引が適用されて、別々の会社にするよりも利用料金を安くできる場合があるためです。

必要なこと必要③:Wi-Fiを出す通信機器を自宅に設置

Wi-Fiルーターまたはアクセスポイント等のWi-Fiを出す通信機器を、自宅に設置する必要があります。

なお、通信会社との契約内容によっては、Wi-Fiルーターが一緒に提供される場合があるため、必ず申込時に提供の有無を確認します。もし提供がない場合や、希望する機能や性能があったり、予算等を都合に合わせたい場合は、自分で量販店等から購入して使用することもできます。

Wi-Fiルーターやアクセスポイント等を使用するには設定が必要な場合があります。当サイトでは、様々な機能の設定方法を紹介しているため参考にします。もし自分で設定できない場合には、業者に有償で依頼して解決する方法もあります。

Wi-Fiには周波数の異なる2つの種類があります。各々の特徴を把握すると選びやすくなります。

自宅のWi-Fiの仕組み②:無線の通信回線(スマホ等と同様)を使う

無線の通信回線(スマホ等と同様)を利用して、ホームルーター(専用の機器)からWi-Fiを出して実現する仕組みです。無線の通信回線は、携帯電話会社が主に提供しています。

ホームルーターは携帯電話会社から提供されます。電源アダプターを、自分で自宅の電源コンセントに差すだけで使用を開始できます。また、前述の有線の通信回線を使う仕組みに必要な、自宅の中までケーブルを引く工事が不要なため、短期間で使用を開始できます。そのため、引っ越しが多い場合に向いています。

なお、多くの通信を一定期間に行うと制限を受けて、一時的に速度が遅くなる場合があります。

  • ホームルーターの使用場所は自宅に限定される場合が多いです。その場合、自宅以外の場所に運んで使用できません。
必要なこと①:無線の通信回線を申し込み

携帯電話会社等の有償サービスに申し込みます。ホームルーターが提供されるため到着を待ちます。

必要なこと②:ホームルーターを自宅に設置

ホームルーターが自宅に届いたら電源を投入するだけで家族専用のWi-Fiが作れます。基本的には設定する必要はありません。ホームルーターから出るWi-Fiにスマホ等を接続してインターネットを利用します。

参考:自宅には有線と無線のどちらの通信回線が適しているか判別する方法

図解(2):外出時にWi-Fiを利用する仕組み

外出時にWi-Fiを利用するには2種類の仕組みを利用できます。通信会社のサービスに申し込んでモバイルルーター(専用の通信機器)を持ち歩く、または公衆Wi-Fiです。各々には異なる特徴があります。

外出時のWi-Fiの仕組みメリットデメリット
①:モバイルルーターを使う ※上図の左側・自分専用のWi-Fiを作れる

・自宅でも使用できる
・有料のサービスを利用する必要がある
②:公衆Wi-Fiを使う ※上図の右側・無料で使用できる場合が多い・使用できる場所が施設の中に限定される

・セキュリティーに問題が内在している場合がある

外出時のWi-Fiの仕組み①:モバイルルーターを使う

モバイルルーターから自分専用のWi-Fiを出して実現する仕組みです。主に携帯電話会社が提供する有料のサービスを利用します。モバイルルーターは、持ち運びができる程度の大きさの通信機器です。

モバイルルーターの通信容量を消費して、スマホがインターネットを利用できます。また、SIMカード(携帯電話会社の回線)を使用できないWi-Fi機器も接続できます。

携帯電話会社の電波が届く場所であれば、どこでも(外出時だけでなく自宅でも)自分専用のWi-Fiを利用できます。そのため、常時に安定した通信は必要なかったり、近い将来に引越しの予定がある場合に、自宅でも使用する活用方法があります。

ただし、通信量が多いと制限を受けて通信速度が遅くなる場合があります。

必要なこと:モバイルルーターを申し込み

携帯電話会社にモバイルルーターの有償サービスを申し込みます。

モバイルルーターの機器自体は購入する場合が多いです。また、通信量のプランを選択して加入する必要があります。

外出時のWi-Fiの仕組み②:公衆Wi-Fiを使う

公衆Wi-Fiは、ホテル、駅、カフェ等に提供されている場合に、施設内に限定で利用できるWi-Fiの仕組みです。「アクセスポイント」と呼ばれる場合もあります。

施設によっては無料で使えますが、施設の利用が前提であったり、Wi-Fiの利用に際してユーザー登録を求められる場合もあります。なお、日頃利用している他の有料サービスに付随して利用できる公衆Wi-Fiもあります。

ただし、セキュリティーに問題が内在する場合があるため留意が必要です。そのため、信用できる施設であっても必要性を熟慮して、通信傍受やウィルス感染等の危険性を承知の上で利用します。

なお、安全性を優先する場合は公衆Wi-Fiは利用しないほうが安心です。スマホの通信プランを必要性に応じて変更(通信容量を増加)するか、または前述のモバイルルーターを使用する方法を強く推奨します。

必要なこと:Wi-Fi情報を確認

公衆Wi-Fiが提供されている施設を訪れたら、SSIDやパスワードを施設に尋ねてスマホを接続します。

施設のホームページに、公衆Wi-Fiの提供の有無が掲載されている場合があります。

参考のWi-Fiの仕組み:テザリング(スマホの機能を使う)

自分のスマホからWi-Fiを出して利用する仕組みです。SIMカードを使用できないWi-Fi機器を安全に接続できます。「テザリング」と呼ばれます。スマホの通信容量を消費してインターネットに接続します。

ただし、携帯電話会社によってはスマホでテザリングを行うには、別途に有料のサービスを申し込む必要がある場合があります。

また、スマホのバッテリー消費が極端に激しくなるため注意します。

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