モバイルルーターとデザリングはどっちを使う?【段階的な活用方法】

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モバイルルーターとスマホのデザリング機能は、自分が使うにはどっちが適しているのか判別する方法を紹介

モバイルルーターとデザリングはどっちを使う?【段階的な活用方法】

モバイルルーターとデザリングはどっちを使う?【段階的な活用方法】

デザリング機能はスマホがあれば利用できるため、モバイルルーターを取り入れる前に活用すると思います。しかし、利用量が増加するに伴いデータ容量が不足しがちになります。そこで、モバイルルーターの活用を視野に入れますが、引き続きデザリング機能の活用だけで十分に間に合う予感もして、判断に迷うかもしれません。

  • 対策①:スマホの月間のデータ容量を増量して、デザリング機能を引き続き活用する

または

  • 対策②:新たにモバイルルーターを取り入れて使い始める

比較:モバイルルーターとデザリング機能のメリット

各々の対策にあるメリットを把握します。そして、より重視するメリットを明確に区別して、どっちの対策を選択するか判断し易くします。

対策メリット詳細
デザリング機能を引き続き活用月々の利用料が比較的に経済的モバイルルーターを使い始めるよりも、急激な利用料の増額を抑制できる(注1)
モバイルルーターを使用スマホが近くに無くても使用できるデータ容量の消費(注2)やバッテリー消耗の激化(注3)等の弊害がスマホに及ばない

経済性を最も重視する場合は、デザリング機能を優先的に活用します。モバイルルーターは段階的に取り入れて急激な利用料の増額を避けます。

一方で経済性よりも、スマホに弊害が及ぶのを極力避けたい場合は、モバイルルーターを活用します。

(注1)後述の「モバイルルーターとデザリングの段階的な活用方法」を参照します。

(注2)敢えてデータ容量をスマホと共用する通信プランも提供されている場合があります。ただし、デザリング機能と同様に、状況によっては通信制限により速度が低下しやすくなります。また、月間のデータ容量に上限が設けられている場合が多いです。

(注3)デザリング機能によりスマホのバッテリーの消耗が激化します。また、充電する頻度が増えたり充電しながら使用すると、バッテリーの劣化が早まる可能性があります。

モバイルルーターとデザリング機能の段階的な活用方法

ここでは経済性を重視して、段階的にモバイルルーターを取り入れる方法の例を、通信会社別に紹介します。

前提として、モバイルルーターとスマホは同じ通信会社にして、さらに特に明記しない限り、データ容量は無制限にします。なお、状況に応じて他にも費用が発生する場合があります。

  • モバイルルーターに関しては、過去の記事を参照します。

ワイモバイル

  1. まずはスマホの通信プランを変更して、デザリング機能を引き続き活用(税込4,708円/月)
  1. 「シンプルL」に「データ増量オプション」を追加して、データ容量を最大(30GB)にします。音声通話は従量課金の場合です。
  1. デザリング機能は無料です。
  1. もしデザリング機能ではデータ容量が不足する場合に、モバイルルーターを取り入れる(税込4,818円/月)

ソフトバンク

スマホとデータ容量を共用する通信プランもあるため、より経済的にモバイルルーターを取り入れられます。

なお、データ容量が最大値を超えると、月末まで通信速度が極端に低速化(最大128kbps)するため、早めに対策を講じます。

  1. まずはスマホの通信プランを変更して、デザリング機能を引き続き活用(税込7,238円/月)
  1. 「データプランメリハリ無制限」にします。音声通話は従量課金の場合です。
  1. デザリング機能は無料です。データ容量は最大30GBです。
  1. データ容量は不足しないけど、スマホとは別々に離れた場所で使用したり、バッテリーの消耗の激化を避けたい場合は、データ容量をスマホと共用してモバイルルーターを取り入れる(税込1,078円/月)
  1. 「データシェアプラン」を利用します。
  1. デザリング機能と同様に、データ容量は最大30GBです。スマホが「データプランメリハリ無制限」の場合です。
  1. もし最大のデータ容量を超えそうな場合は、モバイルルーターを専用の通信プラン(最大50GB ※無制限の提供は無し)にして活用(税込5,280円/月)
  1. モバイルルーターとデザリング機能を併用すれば、合計80GBになります。
  1. 低速化は、1GB単位にデータ容量を追加購入(税込1,100円)すれば解除できます。

楽天モバイル

スマホの経済性が特に優れているため、優先的にデザリング機能を活用します。

モバイルルーターを取り入れるのは、スマホとは離れた場所で別々に使用したい、バッテリーの消耗の激化を避けたい、通信制限を受ける可能性を高めたくない、等の要望を経済性より重視する場合に限られます。

  1. スマホのデザリング機能を活用(税込3,278円/月)
  1. 「Rakuten UN-LIMIT VII」は、デザリング機能は無料さらにデータ容量にも制限がありません。

UQ mobile

  1. まずはスマホの通信プランを変更して、デザリング機能を引き続き活用(税込4,378円/月)
  1. 「くりこしプランL +5G」に「データ増量オプション」を追加して、データ容量を最大(30GB)にします。音声通話は従量課金の場合です。
  1. デザリング機能は無料です。
  1. もしデザリング機能ではデータ容量が不足する場合は、モバイルルーターを取り入れる(税込4,950円/月)

au

データ容量が最大値を超えると、月末まで通信速度が極端に低速化(最大128kbps)するため、早めに対策を講じます。

  1. まずはスマホの通信プランに変更して、デザリング機能を引き続き活用(税込7,238円/月)
  1. 「使い放題MAX 5G/4G」等にします。音声通話は従量課金の場合です。
  1. デザリング機能は無料です。ただし、データ容量は最大30GBです。
  1. もし最大のデータ容量を超えそうな場合は、モバイルルーターを取り入れる(税込5,458円/月)

NTTドコモ

スマホとデータ容量を共用するモバイルルーターの通信プランもあるため、より経済的にモバイルルーターを取り入れられます。

  1. まずはスマホの通信プランに変更して、デザリング機能を引き続き活用(税込7,315円/月)
  1. 「5Gギガホ プレミア」にします。音声通話は従量課金の場合です。
  1. デザリング機能は無料です。
  1. スマホとは離れた場所で別々に利用したり、バッテリーの消耗の激化を避けたい場合は、データ容量をスマホと共用してモバイルルーターを取り入れる(税込1,100円/月)
  1. 「5Gデータプラス」を利用します。
  1. データ容量は最大30GBです。スマホが「5Gギガホ プレミア」の場合です。
  1. もし最大のデータ容量を超えそうな場合は、スマホと共用しないモバイルルーターの専用プランに変更(税込7,315円/月)
  • 記載内容は、2023年3月時点の情報です。
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