【ホームルーターと光回線を比較】どちらのサービスを使うか決める方法

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ホームルーターと光回線の特徴を比較して、どちらのサービスが自分には適しているか判別する方法を紹介

【ホームルーターと光回線を比較】どちらのサービスを使うか決める方法

【ホームルーターと光回線を比較】どちらのサービスを使うか決める方法

スマホを自宅のWi-Fiに接続してインターネットを利用するために、自宅にホームルーターを設置するかまたは光回線を引くか、どちらの方法が自分の希望に当てはまるのか判別する方法を紹介します。

ホームルーターと光回線の特徴を比較【メリットとデメリットを把握】

ホームルーターの特徴の中で光回線とは異なる内容は、メリットは青色の線でデメリットは赤色の線で区別します。

特徴ホームルーター光回線
手続き携帯電話会社に使用を申し込むだけ

※ホームルーターがあっても、携帯電話会社に申し込まないとインターネットは利用できないため注意
固定回線会社に使用を申し込み、さらに別途にプロバイダー(インターネット利用)契約が必要な場合がある
使用開始にかかる手間申込後、自宅にホームルーターが届いたら自分で電源に挿すだけで完了自宅の中まで光ケーブルが来ていなければ、申込後に固定回線会社に引いてもらう必要がある。さらにWi-Fiルーターにも設定が必要な場合がある
使用できるデータ量無制限の場合が多い(注1)無制限
契約期間の有無なし

※いつでも契約を解約できる
※ただし、契約を一定期間継続しないと、ホームルーターの購入代金に相当する額の割引を全額受けられないため注意
あり

※解約に際しては、契約に定められた期間内に行わないと、違約金等の支払いが必要な場合が多い
通信速度制限を受ける可能性速度制限を受けて一時的に遅くなる可能性がある

※一定期間に多くのデータ量を使用したり、または回線側が混雑した場合に制限を受ける
※回線側が混雑する契機や頻度を予測できないことが難点
比較的に少ない

※回線側が混在すると制限を受ける可能性がある
必要な通信機器ホームルーター

※指定の製品を購入(6,000円程度~70,000円程度)またはレンタルする
※購入代金は、一定期間(36ヵ月が多い)に受けられる月々の割引により相殺すれば、実質無料にできる場合が多い(注1)
回線終端装置およびWi-Fiルーター

※「回線終端装置」は光回線を引くと同時に一緒についてくる
※「Wi-Fiルーター」は回線終端装置との一体型(「ホームゲートウェイ」と呼ばれる場合がある)または別々の機器に分かれている場合がある。一体型の場合は、固定回線会社が指定する製品をレンタルする。別々の機器の場合は、市販の製品を自分で購入する
※市販のWi-Fiルーターの価格の目安は、数千円~数万円程度。機能や性能にこだわりがなければ、数千円程度の製品でも問題なく使用できる可能性がある
使用できる場所登録した住所(1ヵ所)でしか使用できない場合が多い(注1)登録した住所(1ヵ所)でしか使用できない
月々の基本料金(目安)5,000円程度6,000円程度

※通信速度1Gbps、戸建て、プロバイダー料金含む、2年間契約プランの場合
※自宅の中まで光ケーブルを引き込む工事がある場合は、初期費用が高額になる場合がある
スマホとのセット割引スマホの月々の料金が割引かれる場合が多い(注1)

※割引額は光回線と同じ
スマホの月々の料金が割引かれる場合が多い(注2)

(注1)携帯電話会社によって違いがあります。(詳細は後述の携帯電話会社を比較【各ホームルータープランの差異】を参照)

(注2)光回線を使う場合にも、スマホの使用料金を安くできる場合があります。

ホームルーターと光回線のどちらを使う?【希望に合うサービスを判別】

ホームルーターまたは光回線のどちらが自分の家に適しているかは、以下の事項を判断基準に判別します。

判断基準①:利用開始にかかる手間を簡便にしたい、または近々引越しの予定がある

  • ホームルーターの使用が向いている

ホームルーターは自宅の中に光ケーブルを引き込む工事が不要です。さらに、自宅にホームルーターが届いたら電源アダプターを自分でコンセントに挿すだけで、後はスマホをWi-Fiに接続すればインターネットの利用を開始できる簡便さがメリットです。

判断基準②:月々の基本料金が少しでも安価な方がいい

  • ホームルーターの使用が向いている

ホームルーターは月々の基本料金が光回線より安価(1,000円程度)な場合が多いです。さらに、スマホと同じ携帯電話会社にすれば、セット割引を適用できる場合があります。その他にも割引キャンペーンが実施されている場合があるため、漏らさず適用すれば一層経済的に使用できます。

ただし、一定期間に多くのデータ量を使用したりまたは回線側が混雑すると、通信速度制限を受けて遅くなるデメリットがあります。また、使用する環境によっては電波が届きにくく通信が不安定になる場合もあります。そのため、もし頻繁に通信速度に不満が生じることがあれば、光回線に変更して解決することになります。ただし、ホームルーターの使用を開始したら一定期間継続しないと、機器購入代金に相当する額の割引を全額受けられないことに留意します。

判断基準③:安定的に通信できることを何より優先したい

  • 光回線の使用が向いている

光回線は通信速度制限を受ける可能性が低いため、ホームルーターと比較して通信品質に関する満足度は上がります。

ただし、Wi-Fiルーターを使い始める際に設定が必要な可能性があること、および月々の基本料金がホームルーターを使用するよりも上がってしまうことに留意します。

なお、自宅の中に光ケーブルを引き込む工事が必要な場合は、初期費用が高額になる場合があります。工事費は個々に異なる可能性があるため、使用を申し込む前に固定回線会社に確認します。

また、解約時には契約期間にも留意しないと、違約金の支払い義務が発生する場合があります。

携帯電話会社を比較【各ホームルータープランの差異】

携帯電話会社/
ホームルータープラン
月々の基本料金(税込)他の会社との差異
SoftBank/
SoftBank Air Air 4G/5G共通プラン
5,368円【割引キャンペーン】(注)
・例、スマホとのセット割引は、ソフトバンクだけでなくワイモバイルも対象
・例、12ヵ月間に渡って毎月2,288円(税込)が割引かれる 等
楽天モバイル/
Rakuten Turbo
4,840円【割引キャンペーン】(注)
・例、スマホとのセット割引は、使用開始時に10,000円をキャッシュバック 等
au(KDDI)/
ホームルータープラン 5G
5,170円【利用できるデータ量】
利用場所(エリア)によっては1ヵ月間の上限がある
※上限を超過すると月末まで通信速度が遅くなる

【割引キャンペーン】(注)
・例、スマホとのセット割引は、auだけでなくUQモバイルも対象
・例、25ヵ月間に渡って毎月550円(税込)が割引かれる 等
UQモバイル(KDDI)/
WiMAX +5G ギガ放題プラスホームルータープラン
4,950円【利用できるデータ量】
利用場所(エリア)によっては1ヵ月間の上限がある
※上限を超過すると月末まで通信速度が遅くなる

【利用できる場所】
・利用場所に制限がない
登録した住所以外の場所に持ち運んで使用できる

【割引キャンペーン】
・例、スマホとのセット割引は、UQモバイルだけでなくauも対象
・例、25ヵ月間に渡って毎月682円(税込)が割引かれる 等
※ホームルーターの購入代金が割引かれるキャンペーンは実施されていない。ただし、他の会社と比較して安価(6,000円程度)なため、他のキャンペーンにより実質的に無料にできる
NTTドコモ/
home 5G
4,950円【割引キャンペーン】(注)
・例、スマホとのセット割引は、「ahamo」は対象外 等

(注)特に明記しない限り、ホームルーターの購入代金に相当する額を、一定期間の継続使用により割引けるキャンペーンがあります。

  • 使用開始時には、ホームルーターの購入以外にも手数料等がかかります。
  • 記載内容は、2023年3月時点の情報です。
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