【Aterm】オートチャネルセレクトの使用法【機能にデメリットあり】

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Atermのオートチャネルセレクト機能を使って、条件の良いチャンネルを選定させる方法を紹介

オートチャネルセレクトのデメリット【作動には都度の操作が必要】

オートチャネルセレクトには、メリットとデメリットがあります。しかし、使用した方が、しないよりも多くの恩恵を受けらます。
条件の良いチャンネルを、周辺のWiFi状況を鑑みて、オートチャネルセレクト機能により選定できます。自分で調査したり、任意チャンネルを選定する煩わしさは必要ありあせん。
- ただし、他に条件の良いチャンネルがなければ、改めて同じチャンネルが選定される可能性があります。
デメリット:WiFiが不安定になる度に、手動で作動させる操作が必要
オートチャネルセレクトは、適宜に、自動で作動しません。都度に、手動でAtermを再起動する必要があります。
周辺のWiFiは、刻々と変化する場合があります。そのため、状況が悪化して、WiFiが不安定(強弱を繰り返す、切れる等)になる可能性があります。しかし、Atermを再起動しない限り作動しません。
ただし、頻繁に通信が切れる危険性を回避できる恩恵があります。
もし、周辺のWiFi状況に応じて、無条件にオートチャネルセレクトが作動すると、繰り返し通信が切れてしまう状況も起こり得ます。絶えず、繰り返しチャンネルが切り替わってしまうためです。
- オートチャネルセレクトに関係なく、5GHz帯では、レーダー波を検出すると、DFS機能により自動で他のチャンネルに変更される場合があります。
オートチャネルセレクト機能の使用法【選定の都度に再起動が必要】
オートチャネルセレクトにより、条件の良いチャンネルを選定させれば、自宅のWiFiが快適になる可能性があります。なお、Atermの再起動が完了するまでの少しの間、通信できなくなります。
- 中継器として使用時、オートチャネルセレクトの設定はできません。
手順①:スマホでクイック設定Webを開く
手順②:オートチャネルセレクト機能を有効にする
既に初期の設定で有効のため、ここでは念のため設定状況を確認します。
- [Wi‐Fi詳細設定(2.4GHz)](または5GHz)をタップ
- 「オートチャネルセレクト機能」に[使用する(標準)]が設定済を確認
- 異なる場合は、変更して保存します。
- 確認が済んだら、クイック設定Webを閉じる
手順③:オートチャネルセレクトを作動させる
チャンネルを再選定させる都度に、操作が必要です。
- Atermの電源を入れ直す(または手動操作で再起動)
- 再起動が、機能の作動に必要な契機です。
オートチャネルセレクト機能を停止して任意チャンネルを指定する手順
オートチャネルセレクトを停止して、手動で任意チャンネルを指定することもできます。オートチャネルセレクトでは、WiFiが快適にならなかったり、または直ぐに不安定に戻ってしまう場合に活用できます。
また、5GHz帯を屋外で利用したい場合や、通信衛星等からのレーダー波の影響を受けたくない場合も活用できます。
手順①:オートチャネルセレクト機能を停止する
- クイック設定Webで、既述と同じ設定画面を開く
- 「オートチャネルセレクト機能」に[使用しない]をタップ
手順②:任意のチャンネルを指定する
チャンネルは、一つずつ順番に切り替えて、良し悪しの変化を確認すれば、専門的な知識が無くても、条件の良いチャンネルを発見できる場合があります。
ただし、任意のチャンネルに切り替えても、一時的にしか効果が持続しない場合があります。常に周辺で多数のWiFiが使用されていたり、または短時間で状況が変化する環境で発生し得ます。そのため、短時間に、繰り返し切り替える必要性が生じる場合があります。
- 引き続き「使用チャネル」に任意チャンネルをタップ(選択)
- 5GHz帯は、規格のタイプ名を指定します。
- [現在の状態]をタップすれば、「Wi‐Fi情報」の「使用チャネル」で、現状を確認できます。
- ダイアログボックスによる注意喚起が出た場合は、内容を承知して[OK]をタップ
- ダイアログボックスが出なければ、次に進みます。
- [設定]をタップ
- [今すぐ再起動する]をタップ
- チャンネル選定には、以下が参考になります。
