【バッファロー製】無線ルーターのスイッチの使い分け方【3種類】
- 記事の内容
スイッチ毎に利用できる機能が異なることを習得して、用途に応じて使い分ける方法を紹介
【バッファロー製】無線ルーターのスイッチの使い分け方【3種類】
バッファロー製無線ルーターのスイッチは、「AUTO」「ROUTER」「BRIDGE」の3つの種類の中から用途に合わせて使い分けます。個々に利用できる機能(下記)に違いがあり、また機能の選定方法(自動または指定)も違います。
- ①:インターネットにつなぐ
- ②:無線LANを作る
- ③:既に無線LANを使える環境において、電波が届く範囲を拡大して弱い場所に強く届くようにする
- スイッチは、本体の背面(LANケーブルをつなぐ端子側)にあります。
スイッチ(1)「AUTO」:環境に適した機能が自動で起動
①と②、または②だけが起動します。
- ①と②が起動すれば、「ルーター」として使える
- ②だけが起動すれば、「アクセスポイント」として使える
- ③を起動する場合は、「BRIDGE」にします。
- 用途の違いは以下を参考にします。
起動した機能の識別方法:ランプを目視する
ランプ | ルーター | アクセスポイント |
---|---|---|
POWER/DIAG | 緑点灯 | 緑点灯 |
ワイヤレス | 緑点灯 | 緑点灯 |
インターネットアクセス | 緑点灯、または緑点滅(注) | 消灯 |
ルーター | 緑点灯 | 緑点灯 |
(注)インターネットにつながると緑点灯します。
- 希望する用途と異なる場合は、「ROUTER」または「BRIDGE」にします。
スイッチ(2)「ROUTER」:ルーターとして使う
①と②が起動します。
- 「ルーター」として使える
- 「AUTO」の時に、①を使いたいのに起動しない場合にも活用できます。
スイッチ(3)「BRIDGE」:アクセスポイントまたは中継機として使う
②または③を意識的に一方だけを起動します。
②を起動するには、有線LANルーターにLANケーブルを使ってつなぎます。③を起動するには、親機に無線でつなぎます。
- ②を起動させれば、「アクセスポイント」として使える
- ③を起動させれば、「中継機」として使える
- 「AUTO」の時に、②だけを使いたいのに一緒に①も起動してしまう場合にも活用できます。
- 用途の違いは以下を参考にします。
【バッファロー製】無線ルーターのスイッチ設定手順【用途別】
- スイッチは、本体の電源を必ず抜いた後に設定します。
- 工場出荷時状態から設定することを前提にしています。
用途(1)「ルーター」:「ROUTER」または「AUTO」を設定
手順1:スイッチを設定
- 当サイトにおいては、最初から「ROUTER」を使うことを前提にします。
手順2:回線側の通信機器とつないで電源を入れる
- 開通済の回線につなぐことを想定しています。
- 必ず「INTERNET端子」(青の端子)にLANケーブルでつなぎます。
ランプ | 正常 |
---|---|
POWER/DIAG | 緑点灯 |
ワイヤレス | 緑点灯 |
インターネットアクセス | 緑点滅、または緑点灯(注) |
ルーター | 橙点灯 |
(注)「緑点灯」した場合は、回線側の通信機器の状況によっては、既にインターネットにつながる場合があります。
手順3:PPPoE接続を設定
用途(2)「アクセスポイント」:「BRIDGE」または「AUTO」を設定
手順1:スイッチを設定
- 当サイトにおいては、最初から「BRIDGE」を使うことを前提にします。
手順2:有線LANルーター等と有線でつないで電源を入れる
- 「INTERNET端子」または「LAN端子」の、どちらにつないでも大丈夫です。
ランプ | 正常 |
---|---|
POWER/DIAG | 緑点灯 |
ワイヤレス | 緑点灯 |
インターネットアクセス | 消灯 |
ルーター | 消灯 |
- 設定画面は開かなくても使い始められます。
用途(3)「中継機」:「BRIDGE」を設定
手順1:スイッチを設定して電源を入れる
- ランプ状態がアクセスポイントの時と同じになったら正常です。
手順2:親機に無線でつなぐ
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