【NEC製ルーター】中継器モードに設定する手順【手動で親機につなぐ】

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NEC製Wi-Fiルーターを中継器モードに設定して手動で親機につなぐ手順を紹介

【NEC製ルーター】中継器モードに設定する手順【手動で親機につなぐ】

【NEC製ルーター】中継器モードに設定する手順【手動で親機につなぐ】

手動で設定する方法は、親機が他社製(NEC以外)の場合などにWPSの相性が合わない時にも、つなぐことができます。また、中継器モードにするのと一緒に、SSID等を自分の好みにするなど他にも設定を変更したい場合に便利です。

  • 親機のWi-Fi情報が必要なため、予め把握しておきます。

手順(1):モード切り替え

手順(2):「強制DHCPサーバ」起動

強制DHCPサーバの起動は必須です。

起動しないと設定画面が開きません。

  1. NEC製ルーターを電源から外して10秒程度待つ
  1. 「らくらくスタートボタン」を長押したまま再度電源を入れて、「CONVERTER」ランプが緑点滅を開始したら放す

手順(3):パソコンで設定画面を開く

有線でつながるパソコン等を使います。

  1. NEC製ルーターの「LAN端子」にLANケーブルでパソコンをつなぐ
  • LAN端子の1~3のどれでも大丈夫です。
  1. Webブラウザーを開いて、URL欄に http://192.168.1.245/ を入力します。
  • もし、有線でつながるパソコン等がなければ、スマホでも設定できる場合があるため、Wi-Fiにつなげて試してみる価値があります。

基本的にはこの時、Wi-Fi機能は未起動と考える必要があります。「2.4GHzランプ」と「5GHzランプ」が、両方ともに消灯しているためです。しかし、実際は非常に不安定ですが既に起動しています。そのため、苦肉の策ですがスマホをつないで設定画面が開ける場合があります。ただし、設定中に接続が頻繁に切れるため、常に監視して切れたら再接続するなどの不便が伴います。

  • 有線でつながるパソコン等がない場合やスマホでは設定画面が開がない場合は、WPSで設定します。

手順(4):手動で中継器モードを設定【親機につなぐ】

  1. [親機との接続設定]―[Wi-Fi接続先設定]をクリック
  1. 「ネットワーク名(SSID)」の[アクセスポイント検索]をクリック
  1. 『周囲にあるアクセスポイントのチャネルを検索します。~~(省略)~~』と出たら[OK]をクリック
  1. 『アクセスポイント検索中です。~~(省略)~~』と出たら、少し待つ
  1. 表示された一覧から、親機の「ネットワーク名(SSID)」の左隣になるラジオボタン(〇印)をクリックして、画面下側の[選択]をさらにクリック
  • 『5.2/5.3GHzのワイヤレスネットワークは電波法により~~(省略)~~』と出た時は、該当せず問題なければ[OK]をクリックします。
  1. 「暗号化モード」と「暗号化キー」に、親機と同じ値を入力して[設定]をクリック
  • 『2.4GHzのSSID~~(省略)~~』と出た時は、[OK]をクリックします。
  1. 『親機に接続中です。~~(省略)~~』と出たら、さらにメッセージが出るまで少し待つ
  1. メッセージにより結果を判別
メッセージ結果
『親機との無線設定が完了~~(省略)~~』成功
『親機とのWi-Fi接続ができませんでした。~~(省略)~~』失敗
  • 成功したら、自動で再起動が完了するまで少し待って終了です。
  • 失敗したら、[戻る]をクリックして、入力誤りに注意してもう一度やり直します。[設定]をクリックした場合は、自動で再起動するのを待って、再度、強制DHCPサーバの起動からやり直します。
  • 親機のセキュリティ機能(下記参考)により、設定が妨げられる可能性もあるため、予め調整しておきます。

【NEC製ルーター】中継器モードの初期設定【SSIDのパターン】

中継器モードのSSIDは、初期に合計2個が自動で設定されます。

自動設定には2つのパターンがあり、親機につなぐ手段(WPS、手動)や親機の仕様の違いにより、結果に差が生まれます。親機と同じSSIDが2個できる場合と1個だけできる場合があります。なお、2個とも親機と異なることはありません。

パターン(1):2個とも親機と同じ

「Wi-Fiデュアルバンド中継機能」対応の親機に、WPSによりつなげた場合のパターンです。

この場合、一見しただけでは親機のSSIDしか見当たりません。中継器モードの存在を認識できないため、電波が出ていないように感じられて不安になる可能性があります。しかし、既述の手順で設定が成功していれば、区別できないだけで存在しています。(上図の例:X、Y)

パターン(2):1個は親機と同じ、もう1個は異なる

WPSで「Wi-Fiデュアルバンド中継機能」に非対応の親機につなげた、または手動で設定してつなげた場合(親機の仕様は関係なし)のパターンです。

1個だけ同じになった場合、中継器モードに、1個だけSSIDが設定されたように感じます。しかし、この場合も、他の1個は、親機と同じに設定されて区別できない状態で存在しています。

親機につなぐ際に使用した周波数は、必ず同じSSID(上図の例:Y)になります。他方は、中継器モード独自(上図の例:Z)になります。

参考:中継器モードのSSIDを変更する手順

中継器モードのSSIDは任意の名前に変更できます。親機と異なる名前にすれば、スマホをつなぐ際に親機と区別できます。

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