【バッファロー製】無線ルーターのモード切り替え手順【機能の使い分け】

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用途に応じて適切に切り替えスイッチを選択する方法と、各モードを設定して使い始める手順を紹介

【バッファロー製】無線ルーターのモード切り替え手順【機能の使い分け】

モード(用途)別に、切り替えスイッチを選択します。
モード | 用途 | 切り替えスイッチ |
---|---|---|
ルーター | 自宅にインターネット接続と無線環境を作る | AUTOまたはROUTER |
アクセスポイント | 自宅に無線環境を作る(既にインターネット接続環境があることが条件) | AUTOまたはBRIDGE |
中継機 | 自宅の無線範囲を拡大して、電波が弱い場所に強く届くようにする(既にインターネット接続と無線環境があることが条件) | BRIDGE |
スイッチ(1):AUTO
ルーターまたはアクセスポイントとして、使用したい場合に選択します。
自宅の環境に合わせて、適切なモードが自動で設定されます。どちらのモードが設定されたかを確認するには、後述の【バッファロー製】無線ルーターに自動設定されたモードの確認方法を参考にします。
もし、希望通りに設定されなかった場合は、「ROUTER」または「BRIDGE」を選択して、任意のモードに固定します。詳細は、後述の【バッファロー製】無線ルーターの各モードの設定手順【AUTOに注意】を参照します。
- ルーターとアクセスポイントの違いは、以下を参照します。
スイッチ(2):ROUTER
ルーターとして、用途を固定して使用したい場合に選択します。
スイッチ(3):BRIDGE
アクセスポイントまたは中継機として、使用したい場合に選択します。
中継機として使用時は、必ずこのスイッチを選択します。また、アクセスポイントとして使用したいのに、「AUTO」にしたら、適切に自動設定されなかった場合も、このスイッチを選択して用途を固定します。詳細は、後述の【バッファロー製】無線ルーターの各モードの設定手順【AUTOに注意】を参照します。
なお、アクセスポイントまたは中継機のどちらになるかは、回線側の通信機器とのつなぎ方の違いにより決まります。LANケーブルを使って、有線ルーター等につなぐとアクセスポイントになります。無線で親機とつなぐと中継機になります。
- アクセスポイントと中継機の違いは、以下を参照します。
【バッファロー製】無線ルーターの各モードの設定手順【AUTOに注意】
切り替えスイッチを切り替え時は、まず最初に、本体の電源を抜いてから作業に入ります。
- 工場出荷時状態から切り替えることを前提にしています。
- 家庭用の固定回線につないで使う場合を想定しています。
モード(1):ルーターの設定手順
手順①:スイッチを切り替え
- 「ROUTER」または「AUTO」に切り替える
「AUTO」を選択した場合、アクセスポイントに自動設定される時があるため注意します。もし設定画面が、PPPoE接続に進まなければ、「ROUTER」を選択します(手順は後述)。
当サイトにおいては、最初から「ROUTER」を選択することを前提にします。
- 固定回線は開通済にしておきます。
手順②:回線側の通信機器につないで、電源を入れる
- LANケーブルでつなぐ
- 必ず「INTERNET端子」(青の端子)につなぎます。
- 本体の電源を入れる
- ランプを確認
以下の状態になったら正常です。
ランプ | 状態 |
---|---|
POWER/DIAG | 緑点灯 |
ワイヤレス | 緑点灯 |
インターネットアクセス | 緑点滅、または緑点灯(注) |
ルーター | 橙点灯 |
(注)「緑点灯」した場合は、既にインターネットに接続できる可能性があります。次の手順(PPPoE接続を設定)を実施しなくても、回線側の通信機器の状況によっては接続できる場合があります。
手順③:PPPoE接続を設定
以下を参考にします。
モード(2):アクセスポイントの設定手順
手順①:スイッチを切り替え
- 「BRIDGE」または「AUTO」に切り替える
「AUTO」を選択した場合、アクセスポイントに自動設定されない時があります。しかし、自宅の環境によっては、そのまま使用できる場合があります。ただし、通信に不都合(遅い等)が生じた場合は、「BRIDGE」に変更します。
当サイトにおいては、最初から「BRIDGE」を選択する前提にします。
手順②:有線ルーター等につないで、電源を入れる
- LANケーブルでつなぐ
- 「INTERNET端子」または「LAN端子」の、どちらにつないでも大丈夫です。
- 本体の電源を入れる
- ランプを確認
以下の状態になれば完了です。アクセスポイントは、設定画面を開かなくても使い始められます。
ランプ | 状態 |
---|---|
POWER/DIAG | 緑点灯 |
ワイヤレス | 緑点灯 |
インターネットアクセス | 消灯 |
ルーター | 消灯 |
- 詳細は、以下を参照します。
モード(3):中継機の設定手順
手順①:スイッチを切り替えて、電源を入れる
- 「BRIDGE」に切り替える
- 本体の電源を入れる
ランプ状態がアクセスポイントの時と同じになったら正常です。
手順②:親機に無線でつなぐ
以下を参照します。
【バッファロー製】無線ルーターに自動設定されたモードの確認方法
切り替えスイッチの「AUTO」を使用時に、ルーター機能の「オン」または「オフ」のどちらが、自動設定されたかを確認できます。
確認方法:「インターネットアクセス」ランプの状態により判別
「インターネットアクセス」ランプを確認することにより、ルーター機能の状態を判別できます。
もし、希望するモードとは異なって自動設定された場合は、切り替えスイッチを「ROUTER」または「BRIDGE」にします。
ランプ | ルーター機能「オン」 | ルーター機能「オフ」 |
---|---|---|
POWER/DIAG | 緑点灯 | 緑点灯 |
ワイヤレス | 緑点灯 | 緑点灯 |
インターネットアクセス | 緑点灯、または緑点滅(注) | 消灯 |
ルーター | 緑点灯 | 緑点灯 |
(注)インターネットに接続できる時に、緑点灯します。
