Aterm『ブリッジモードへの切り替えを推奨します』が出た時の対処法

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Atermを設定時に「ブリッジモードへの切り替えを推奨します」と表示された場合の対処方法を紹介

Aterm『ブリッジモードへの切り替えを推奨します』が出た時の対処法

Aterm『ブリッジモードへの切り替えを推奨します』が出た時の対処法

Atermを設定する時に『ブリッジモードへの切り替えを推奨します』と表示される理由は、現状において稼働中のモードよりも利便性の向上が見込まれるためです。切り替えは必須ではありません。そのため、利便性が向上する内容、さらに現状のインターネットへの接続の可否を踏まえて判断します。

  • 『ブリッジモードへの切り替えを推奨します』は、Atermのモード切替スイッチを「RT」にして「ローカルルータモード」になると表示される場合があります。モードはクイック設定Webで確認できます。
  • 『インターネット接続できません』と表示される場合もあります。AtermにIPアドレスを付与されていない疑いがあります。この場合は、WAN端子に接続した機器を設定して自動付与させる、またはAtermをPPPoEルータモードに切り替えれば解決します。

ブリッジモードへの切り替えが推奨される理由:利便性が向上する見込みがある

3つの事項に関して利便性が向上する見込みがあります。

利便性の向上①:Atermへのインターネット接続の設定が不要

Atermにおいてルータ機能を利用しなくてもインターネット接続環境を作れます。

WAN端子の先にルータ機能を持つ機器(ホームゲートウェイ等)が存在するためです。これらの機器のルータ機能を活用して実現できます。

  • ブリッジモードに切り替えないで使用した場合、通信データは2つのルータ機能を持つ機器(AtermおよびWAN端子の先に接続した機器)を経由して回線側に抜けます。インターネットに接続することが目的であれば、ルータ機能はどちらか一方だけを動作させれば実現できます。

利便性の向上②:通信速度の向上

現状よりAtermにかかる負荷を低減できる可能性があります。

  • 特に大容量の通信を複数のスマホ等で行う場合です。

利便性の向上③:通信に問題が生じる機会の低減

現状のまま使用すると通信ポート等の規制により一部の通信ができない場面に遭遇する可能性があります。また、Atermに接続したスマホ等からはWAN端子に接続した機器の設定画面は開けません。

通信の問題を解決するには通信技術の専門知識が必要になる場合があります。

ブリッジモードへの切り替え判断方法:現状を踏まえて決定する

ブリッジモードへの切り替えの必要性は、現時点におけるインターネットへの接続の可否を指標に判断します。

現状①:既にインターネットに接続できる場合はブリッジモードに切り替える

現時点においてAtermにスマホを接続してインターネットに接続できる場合は、ブリッジモードに切り替えれば利便性(既述の内容)が向上する見込みがあります。ただし、切り替えは必須ではありません。

現在のモード(ローカルルータモード)も継続して使用できます。この場合、『ブリッジモードへの切り替えを推奨します』は表示が残ります。ただし、通信に支障(通信速度が遅い、不安定、一部の通信ができない等)が生じた場合はブリッジモードに切り替えます。

  • ブリッジモードにすると、以後はクイック設定Webは初期のアドレスを使っては開けなくなります。

現状②:インターネットに接続できない場合はPPPoEルータモードに切り替える

現時点においてAtermにスマホを接続してインターネットに接続できない場合は、PPPoEルータモードに切り替えて使用します。この場合、Atermへのインターネット接続の設定が必要です。

  • 他にも対処方法があります。ホームゲートウェイ側にインターネット接続に関する設定を行います。この場合、AtermはPPPoEルータモードに切り替えず、ブリッジモードまたはローカルルータモードを使用します。
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