ネットワーク分離機能をブリッジモードで利用するための2つの安全対策
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ブリッジモード(Aterm)でネットワーク分離機能を安心して利用するための安全対策を紹介
ネットワーク分離機能をブリッジモードで利用するための2つの安全対策
ブリッジモードにおいてネットワーク分離機能を利用時は、ルータモードよりも一層の安全対策を施すことに留意します。
なぜならば、ブリッジモードを経由するとスマホ等の通信範囲が拡張して安全性が低下するためです。WAN端子を通過する通信だけが許可されることに、ブリッジモードにおいても変わりはありませんが、WAN端子を通過した先がインターネットだけに留まらなくなります(上図の注2と3)。
もし、悪意を持つ者が万が一にブリッジモードに接続すると、勝手にインターネットの接続に使われるだけに収まらず、家族の機器を攻撃される危険もあります。
そのため、安全対策を講じます。①Wi-Fiは使用時だけ「ON」にして、②使用の都度に認証情報を変更します。①と②を両方共に講じるとより効果的です。
- 既に勝手に誰かに接続されていないか心配な場合は、以下のリンクを参照します。
安全対策①:Wi-Fiは使用時だけ「ON」にする
ブリッジモードにおいては、必要最小限の間だけWi-Fiに接続できる状態にして安全性を高めます。
ネットワーク分離機能が有効のWi-Fiは、使用を開始時に手動でWi-Fi自体を「ON」にして接続できるようにします。使用終了時は即座に「OFF」に切替えて接続できないようにします。都度の切替えにより使用しない間の安全性が高まります。
- 設定画面を開く(注)
- 「Wi-Fi詳細設定」で周波数帯およびSSID別に、「Wi-Fi機能」をタップ
- タップする度に「ON」と「OFF」(接続できる/できない)が交互に切替わります。
(注)設定画面を開くには、下記のリンクを参考にします。
安全対策②:使用の都度に認証情報を変更する
ブリッジモードにおいては、頻繁にWi-Fiの認証情報を変更して安全性を高めます。
ネットワーク分離機能が有効のWi-Fiは、使用の都度に認証情報が変わるため、最新の情報を知る人だけしか接続できないため安全性が高まります。
使用終了時点で即座に変更すると最も効果的です。
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