ホームルーターと光回線を比較【どっちが適しているか判別する方法】

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ホームルーターと光回線を比較して、どっちのサービスが自分には適しているか判別する方法を紹介

ホームルーターと光回線を比較【どっちが適しているか判別する方法】

ホームルーターと光回線を比較【どっちが適しているか判別する方法】

自宅にWi-Fiを作るにはホームルーターを設置する方法(上図左側)と、光回線を引く方法(上図右側)がありますが、どっちが自分には適しているかを判別する方法を紹介します。

比較:ホームルーターと光回線の違い【開始時の手間と速度制限に注目】

ホームルーターを設置する方法と光回線を引く方法を比較して、各々の違いを把握します。

比較ホームルーター光回線
必要な通信機器・ホームルーター(注1)・回線終端装置(注2)
・Wi-Fiルーター(注2)
使用開始の手続き・通信会社に申し込み・通信会社に申し込み(注3)
使用開始にかかる手間・自宅にホームルーターが届いたら自分で電源に挿すだけで完了・固定回線会社に自宅の中まで光ケーブルを引いてもらう ※既に引かれていれば不要

・自分でWi-Fiルーターに設定 ※不要な場合もある
使用できるデータ容量・無制限の場合が多い(注4)・無制限
契約期間 ※解約時に注意(注5)・なし・あり
通信速度の制限を受ける可能性(注6)・あり(注7)・比較的に少ない
使用できる場所(注8)・1ヵ所だけの場合が多い(注4)・1ヵ所だけ
月々の基本料金(目安)・5,000円程度・6,000円程度(注9)
スマホとのセット割引・割引がある場合が多い(注4)・割引がある場合が多い(注10)

(注1)「ホームルーター」は、指定の製品を購入(6,000円程度~70,000円程度)またはレンタルします。購入代金は、一定期間(36ヵ月が多い)に受けられる月々の割引により相殺すれば、実質無料にできる場合が多いです。

(注2)「回線終端装置」は光回線を引くと同時に一緒についてきます。「Wi-Fiルーター」は回線終端装置との一体型(「ホームゲートウェイ」と呼ばれる場合がある)または別々の機器に分かれている場合があります。一体型の場合は、通信会社が指定する製品をレンタルします。別々の機器の場合は、市販の製品を自分で購入します。市販のWi-Fiルーターの価格の目安は、数千円~数万円程度です。機能や性能をこだわらなければ、数千円程度の製品でも問題なく使用できる可能性があります。

(注3)通信会社によっては、別途にプロバイダー(インターネット利用)契約が必要な場合があります。

(注4)通信会社によって違いがあります。

(注5)契約期間がある場合、契約に定められた期間において解約しないと、違約金等の支払いが発生する場合が多いです。契約期間がなければ発生しません。ただし、ホームルーターの場合には、契約を一定期間継続しないと、ホームルーターの購入代金に相当する額の割引を全額受けられなくなります。

(注6)ホームルーターも光回線も、回線側が混雑すると制限を受ける可能性があります。

(注7)一定期間に多くのデータ量を使用すると一時的に遅くなる場合があります。

(注8)使用開始の手続き時に登録した住所です。

(注9)通信速度1Gbps、戸建て、プロバイダー料金含む、2年間契約プランを使用する場合の目安です。なお、自宅の中まで光ケーブルを引き込む工事がある場合は、初期費用が高額になる場合があります。

(注10)詳細は、以下の記事を参照します。

自分に適すサービスの判別方法:ホームルーターと光回線のどっちを使う?

ホームルーターまたは光回線の違いを認識した上で、以下の①~③を指標にして、どっちが自分の家に適しているかを判別します。

判別指標①:利用開始にかかる手間を簡便にしたい、または近々引越しの予定がある

  • 「はい」の場合、ホームルーターの使用が向いている

ホームルーターは自宅の中に光ケーブルを引き込む工事が不要です。さらに、自宅にホームルーターが届いたら電源アダプターを自分でコンセントに挿すだけで、後はスマホをWi-Fiに接続すればインターネットの利用を開始できる簡便さがメリットです。

判別指標②:月々の基本料金が少しでも安価な方がいい

  • 「はい」の場合、ホームルーターの使用が向いている

ホームルーターは月々の基本料金が光回線より安価(1,000円程度)な場合が多いです。さらに、スマホと同じ携帯電話会社にすれば、セット割引を適用できる場合があります。その他にも割引キャンペーンが実施されている場合があるため、漏らさず適用すれば一層経済的に使用できます。

ただし、一定期間に多くのデータ量を使用したりまたは回線側が混雑すると、通信速度制限を受けて遅くなるデメリットがあります。また、使用する環境によっては電波が届きにくく通信が不安定になる場合もあります。そのため、もし頻繁に通信速度に不満が生じることがあれば、光回線に変更して解決することになります。ただし、ホームルーターの使用を開始したら一定期間継続しないと、機器購入代金に相当する額の割引を全額受けられないことに留意します。

判別指標③:安定的に通信できることを何より優先したい

  • 「はい」の場合、光回線の使用が向いている

光回線は通信速度制限を受ける可能性が低いため、ホームルーターと比較して通信品質に関する満足度は上がります。

ただし、Wi-Fiルーターを使い始める際に設定が必要な可能性があること、および月々の基本料金がホームルーターを使用するよりも上がってしまうことに留意します。

なお、自宅の中に光ケーブルを引き込む工事が必要な場合は、初期費用が高額になる場合があります。工事費は個々に異なる可能性があるため、使用を申し込む前に固定回線会社に確認します。

また、解約時には契約期間にも留意しないと、違約金の支払い義務が発生する場合があります。

比較:各通信会社のホームルーターの違い

通信会社/
ホームルータープラン
月々の基本料金(税込)特徴
SoftBank/
SoftBank Air Air 4G/5G共通プラン
5,368円【割引キャンペーン】
・一定期間の割引あり
・スマホとのセット割引は、ソフトバンクだけでなくワイモバイルも対象
楽天モバイル/
Rakuten Turbo
4,840円【割引キャンペーン】
・一定期間の割引あり
au(KDDI)/
ホームルータープラン 5G
5,170円【利用できるデータ量】
・利用場所(エリア)によっては1ヵ月間の上限がある
※上限を超過すると月末まで通信速度が遅くなる

【割引キャンペーン】
・一定期間の割引あり
・スマホとのセット割引は、auだけでなくUQモバイルも対象
UQモバイル(KDDI)/
WiMAX +5G ギガ放題プラスホームルータープラン
4,950円【利用できるデータ量】
・利用場所(エリア)によっては1ヵ月間の上限がある
※上限を超過すると月末まで通信速度が遅くなる

【利用できる場所】
・利用場所に制限がない
※登録した住所以外の場所に持ち運んで使用できる

【割引キャンペーン】
・一定期間の割引あり
・スマホとのセット割引は、UQモバイルだけでなくauも対象
NTTドコモ/
home 5G
4,950円【割引キャンペーン】
・一定期間の割引あり
・スマホとのセット割引は、「ahamo」は対象外 等
  • 使用開始時には、ホームルーターの購入以外にも手数料等がかかります。
  • 記載内容は、2023年3月時点の情報です。
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